PC-9801シリーズのディップスイッチ設定内容
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2015.12.31 Ver. 1. 2 カウンタ再開
2010.11. 8 Ver. 1. 1 カウンタ廃止
2009. 6.21 Ver. 1. 0 公開初版

はじめに
 初期のPC-9801シリーズは、基本的な設定を小さなdipスイッチで行っていました。そして、後期のものは、ソフトウェアディップスイッチに移行しました。
 各機種の設定内容は、微妙に違いがあります。備忘録的にまとめておくことにしました。下記の機種を選んでください。
PC-9801 PC-9801E PC-9801VF/VM PC-9801UV2 PC-9801VX


PC-9801
  PC-9801
機  能 ON OFF
SW1 1 ディスプレイの種類 専用高解像度ディスプレイ使用 標準ディスプレイ(専用高解像度ディスプレイ以外のディスプレイ)使用
2 モノクロディスプレイの出力画面選択 グラフィック第1画面だけを表示する ONにするときはどれか1つをONにする。
同時に2つ以上をONにしてはならない。
3 グラフィック第2両面だけを表示する
4 グラフィック第3画面だけを表示する
5 テキスト両面だけを表示する
6 テキスト画面とグラフィックの第1、2、3画面すべてのMIX表示をする
7 RS-232Cの伝送速度(ボーレート)を決めるためのタイマ選択  PC-9801のタイマを使用する PC-9801のタイマを使用しない
8 モデムからのレシーブタイミングを使用する モデムからのレシーブタイミングを使用しない
9 PC-9801のタイマを使用する PC-9801のタイマを使用しない
10 モデムからのセンドタイミング2を使用する モデムからのセンドタイミング2を使用しない
SW2 1 使用システムの指定 −−−− 常にOFF
2 ターミナルモード使用の指定 ターミナルモード BASICモード
3 テキスト画面のキャラクタ表示数の指定 80文字/行 40文字/行
4 25行/画面 20行/画面
5 メモリースイッチ メモリースイッチの状態を変化させない メモリースイッチをシステム既定値で初期化する
6 未 使 用 −−−− −−−−
7
8

PC-9801E

   PC-9801E
機  能 ON OFF
SW1 1 ディスプレイの種類 専用高解像度ディスプレイ使用 標準ディスプレイ(専用高解像度ディスプレイ以外のディスプレイ)使用
2 モノクロディスプレイの出力画面選択 グラフィック第1画面だけを表示する ONにするときはどれか1つをONにする。同時に2つ以上をONにしてはならない。
3 グラフィック第2両面だけを表示する
4 グラフィック第3画面だけを表示する
5 テキスト画面だけを表示する
6 テキスト画面とグラフィックの第1、2、3画面すべてのMIX表示をする
7 RS-232Cの伝送速度(ボーレート)を決めるためのタイマ選択 PC-9801Eのタイマを使用する PC-9801Eのタイマを使用しない。
8 モデムからの受信タイミング(RS-232CコネクタのRXC)を使用する モデムからのレシーブタイミングを使用しない。
9 PC-9801Eのタイマを使用する PC-9801Eのタイマを使用しない。
10 モデムからの送信タイミング2 (RS-232CコネクタのTXC(2))を使用する モデムからの送信タイミング2を使用しない。
SW2 1 使用システムの指定 −−−−− 常にOFF
2 ターミナルモード使用の指定 ターミナルモード BASICモード
3 テキスト画面のキャラクタ表示数の指定 80文字/行 40文字/行
4 25行/画面 20行/画面
5 メモリースイッチ メモリースイッチの状態を変化させない メモリースイッチをシステム既定値で初期化する。
6 未 使 用       
7
8
SW3   −−−−− −−−−− −−−−−

PC-9801VF/VM
  PC-9801VF/VM
機  能 ON OFF
SW1 1 ディスプレイの種類 専用高解像度ディスプレイ使用 標準ディスプレイ(専用高解像度ディスプレイ以外のディスプレイ)使用
2 スーパーインポーズ機能の選択 スーパーインポーズ機能を使用する スーパーインポーズ機能を使用しない
3 プラズマディスプレイの使用の指定 使用する 使用しない
4 フロッピーディスク機能の選択 内蔵フロッピーディスクが#3,#4,
外付けフロッピーディスク#1.#2
内蔵プロッピーディスク#1,#2,
外付けフロッピーディスク#3,#4
5 RS-232Cの伝送速度(ボーレート)を決めるためのタイマ選択 モデムからのタイミングを使用する
(同期SYNCモード)
本体内蔵タイマを使用する
(非同期ASYNCモード)
6 未使用    
7 未使用    
8 N88−BASICシステムにおけるグラフイック機能の選択 拡張グラフィックモードを選択する 基本グラフィックモードを選択する
(PC-9801E/F/Mと互換)
SW2 1 使用システムの指定 −−−−− 常にOFF
2 ターミナルモード使用の指定 ターミナルモード BASICモード
3 テキスト画面のキャラクタ表示数の指定 80文字/行 40文字/行
4 25行/画面 20行/画面
5 メモリースイッチ メモリースイッチの状態を変化させることが可能 メモリースイッチをシステム既定値で初期化する
6 内蔵ハードディスク 電気的に切り離す 電気的につなぐ
7 未 使 用    
8 未 使 用    
SW3 1 内蔵フロッピーディスクの動作指定 固定モード 自動切換モード
2 640KBモード 1MBモード
3 未 使 用    
4
5
6
7
8 CPUの指定 8086モード
(PC-9801-23 8086ボードが必要)
μPD70116(V30)モード

PC-9801UV2
  PC-9801UV2
機  能 ON OFF
SW1 1 ディスプレイの種類 専用高解像度ディスプレイ使用 標準ディスプレイ(専用高解像度ディスプレイ以外のディスプレイ)使用
2 スーパーインポーズ機能の選択 スーパーインポーズ機能を使用する スーパーインポーズ機能を使用しない
3 プラズマディスプレイの使用の指定 使用する 使用しない
4 フロッピーディスク機能の選択 内蔵フロッピーディスクが#3,#4,
外付けフロッピーディスク#1.#2
内蔵プロッピーディスク#1,#2,
外付けフロッピーディスク#3,#4
5 RS-232Cの伝送速度(ボーレート)を決めるためのタイマ選択
SW1-5 SW1-6 設定
ON ON BCI調歩同期
ON OFF ST2同期
0FF ON 同期刻時機構
0FF 0FF 調歩同期(非同期)
6
7 未使用 常にOFF状態で使用する。
8 N88−BASIC(86)システムにおけるグラフイック機能の選択 拡張グラフィックモードを選択する 基本グラフィックモードを選択する
(PC-9801E/F/Mと互換)
SW2 1 使用システムの指定 −−−−− 常にOFF
2 ターミナルモード使用の指定 直接ターミナルモーを起動する BASICモード
3 テキスト画面のキャラクタ表示数の指定 80文字/行 40文字/行
4 25行/画面 20行/画面
5 メモリースイッチ初期化の指定 メモリースイッチの状態を変化させることが可能 メモリースイッチをシステム既定値で初期化する
6 未 使 用    
7 未 使 用      
8 ROMグラフサブルーチンのGDCモード指定 GDC5MHzモードを使用する。 GDC2.5MHzモードを使用する。
(通常はOFFの状態で使用する)
SW3 1 内蔵フロッピーディスクの動作指定 固定モード 自動切換モード
2 640KBモード 1MBモード
3 未 使 用 常にOFF状態で使用する。
4
5
6
7
8 未 使 用    

PC-9801VX
  PC-9801VX
機  能 ON OFF
SW1 1 ディスプレイの種類 専用高解像度ディスプレイ使用 標準ディスプレイ(専用高解像度ディスプレイ以外のディスプレイ)使用
2 スーパーインポーズ機能の選択 スーパーインポーズ機能を使用する スーパーインポーズ機能を使用しない
3 プラズマディスプレイの使用の指定 使用する 使用しない
4 フロッピーディスク機能の選択 内蔵フロッピーディスクが#3,#4,
外付けフロッピーディスク#1.#2
内蔵プロッピーディスク#1,#2,
外付けフロッピーディスク#3,#4
5 RS-232Cの伝送速度(ボーレート)を決めるためのタイマ選択
SW1-5 SW1-6 設定
ON ON BCI調歩同期
ON OFF ST2同期
0FF ON 同期刻時機構
0FF 0FF 調歩同期(非同期)
6
7 未使用 常にOFF状態で使用する。
8 N88−BASIC(86)システムにおけるグラフイック機能の選択 拡張グラフィックモードを選択する 基本グラフィックモードを選択する
(PC-9801E/F/Mと互換)
SW2 1 使用システムの指定 −−−−− 常にOFF
2 ターミナルモード使用の指定 直接ターミナルモードを起動する BASICモード
3 テキスト画面のキャラクタ表示数の指定 80文字/行 40文字/行
4 25行/画面 20行/画面
5 メモリースイッチ初期化の指定 メモリースイッチの状態を変化させることが可能 メモリースイッチをシステム既定値で初期化する
6 内蔵ハードディスク 電気的に切り離す 電気的につなぐ
7 未 使 用 常にOFF状態で使用する。 
8 ROMグラフサブルーチンのGDCモード指定 GDC5MHzモードを使用する。 GDC2.5MHzモードを使用する。
(通常はOFFの状態で使用する)
SW3 1 内蔵フロッピーディスクの動作指定 固定モード 自動切換モード
2 640KBモード 1MBモード
3 未 使 用 常にOFF状態で使用する。
4
5
6 内蔵RAMの容量を変更する。 RAMを512KBにする。 RAMを640KBにする。
7 未 使 用 常にOFF状態で使用する。
8 CPUの指定 80286 μPD70116(V30)

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