CPUの取り外し方法
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2015.12.31 Ver. 1. 3 カウンタ再開
2010.11. 8 Ver. 1. 2 カウンタ廃止
2004. 6.25 Ver. 1. 1 リンク修正
2003. 6.30 Ver. 1. 0 公開初版

 PC-9821Ra266/W30Rには、266MHzのPentium2が使用されています。現在(2003.6)のCPUと比べると約1/10のクロック周波数です。多少なりとも高速化するためにCPUを交換することにしました。
 単に交換するだけであれば、適当なPentium2と放熱器、冷却ファンを取り付ければよいのですが、2台目のHDDを追加していたり、追加する予定のある場合は問題が生じます。つまり、ほとんどの放熱器と2台目HDD取付用金具が干渉して当たってしまうのです。
 そこで、元々ついていた放熱器を再利用することになりますが、CPUを放熱器に取り付けているネジの頭がかしめてあるため、簡単なことでははずせません。ネジの内側の六角穴に2mmの六角レンチを差し込んで回すと、かなりの確率で六角穴を潰してしまいます。
 この問題を解決するには、トルクスドライバービットを使用します。トルクスドライバーの先端は星形となっており、六角穴にしっかりと食い込みます。
 トルクスドライバは各種の大きさのものが販売されていますが、使用頻度がそれほど高いものではないため、差し替え式とし、ビットのセットを購入しました。ドライバータイプを1本だけ購入するときは、大きさがT8のものを購入します。
 トルクスドライバービットは、大型のホームセンターや東急ハンズの工具売り場にあります。


 トルクスドライバービットは長いため、放熱器の奥のネジを容易に回すことができます。私は、トルクスドライバービットを使用するようになってから、CPU取り外しで1回も失敗したことがありません。

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