PC-VL300/FDのCPU交換
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2013. 1. 3 Ver. 1. 1 CPU交換データ追記
2011. 5.22 Ver. 1. 0 公開初版

1 はじめに
 起動しないPC-VL300/FDのJUNKを復活させましたが、その後、CPUを交換してみようと考えました。インターネット上を調査したところ、PC-VL300/FDと同時期のPC-VL370/GD
Pentium4 517/2.93GHz程度とのことでした。
 しかし、最近になって入手したCPUにより試したところ、下記の範囲で可能でした。そこで、他の方の参考となるよう、まとめてみました。

2 PC-VL300/FDのCPU交換結果
 CPU交換結果は下記の通りです。意外にも、FSB800MHzのCPUが使用できました。ちゃんと2.80GHzや3.20GHzで動作しています。
CPU品種/CLOCK/CACHE/FSB sSpec 特記事項
1 CeleronD346/3.06/256KB/533 SL8HD PC-VL300FD元々のCPU
2 CeleronD346/3.06/256KB/533 SL7TY,SL9BR 同等のCPU
3 CeleronD351/3.20/256KB/533 SL7TZ,SL8HF
SL9BS
安定して使用可
4 CeleronD352/3.20/256KB/533 SL96P,SL9KM PC-VL300GDで使用
5 Pentium4_517/2.93/1M/533 SL8ZY,SL9CD PC-VL370FDで使用
6 Pentium4_520J/2.80/1M/800 SL7PR 安定して使用可
7 Pentium4_524/3.06/1M/533 SL8ZZ, SL9CA PC-VL370GDで使用
8 Pentium4_540J/3.20/1M/800 SL7PW,SL82Z 放熱に注意しないとハングアップする。
9 Pentium4_640/3.20/2M/800

SL7Z8

放熱に注意しないとハングアップする。

終わりに
 メーカー製PCのCPUを交換して高速化しようとしても動作しないことが多いです。しかし、上記の範囲では、正常動作となりました。

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