PC-MA21XのCPU交換
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2011. 5.25 Ver. 1. 0 公開初版

1 はじめに
 HDDなしのPC-MA21XのJUNKが\2100で販売されていました。MEMORYや光学ドライブ、CPUが付属しているとのことでしたので、速攻で購入し復活させましたのでその顛末を示します。
 この機種は入手しやすい5インチ光学ドライブと3.5インチFDDを使用しています。各種機器の検証用に使用しやすいと思います。

2 PC-MA21Xの概要
 このPCの概要は下記の通りです。
項  目 仕  様
形  式 PC-MA21XRZETABC
CPU インテル(R) Celeron(R) プロセッサ
クロック周波数 2.10GHz
キャッシュメモリ 1次 12Kμ命令実行トレース /8KBデータ
2次 128KB
バスクロック システムバス 400MHz
メモリバス 266MHz
チップセット インテル(R) 845GV チップセット
メモリ(メインRAM) 標準容量 128MB(最小構成時)
スロット数 DIMMスロット×2
最大容量 1GB
表示機能 ビデオRAM 32MB(メインメモリを使用)
グラフィックアクセラレータ インテル(R) 845GV (チップセットに内蔵)
解像度・表示色 640×480ドット 最大1,677万色
800×600ドット 最大1,677万色
1,024×768ドット 最大1,677万色
1,280×1,024ドット 最大1,677万色
1,600×1,200ドット 最大1,677万色
サウンド機能 音源/サラウンド機能 PCM録音再生機能、MIDI音源機能(ソフトウェアMIDI)、3Dポジショナルサウンド
フロッピーディスクドライブ 3.5型フロッピーディスクドライブ(3モード対応)
インターフェイス USB 4(本体前面×2、本体背面×2) 、USB2.0対応
パラレル セントロニクス準拠 D-sub25ピン
シリアル RS-232C D-sub9ピン、最高115.2Kbps対応
ディスプレイ(アナログ) ミニD-sub15ピン
PS/2 ミニDIN6ピン×2 [PS/2接続キーボード選択時、キーボード及びマウスで占有済]
LAN RJ45(100BASE-TX/10BASE-T)LANコネクタ、RJ11モジュラーコネクタ(FAXモデム選択時のみ)
サウンド関連インターフェイス ライン入力 ステレオミニジャック×1
ライン出力 ステレオミニジャック×1
マイク入力 モノラルミニジャック×1
ベイ 【3.5型ベイ[空き]】:1スロット(FDDで1スロット占有済)[0]、【内蔵3.5型ベイ[空き]】:1スロット(標準HDDで1スロット占有済)[0]、【5型ベイ[空き]】:1スロット(CD-ROMまたはCD-R/RWで占有済)[0]
電  源 AC100V±10%、50/60Hz
消費電力 標準 約50W
最大 約163W
エネルギー消費効率 Q区分 0.00052
電波障害対策 VCCI ClassB
外形寸法 本体(突起部除く) 115(W) ×358(D) ×323(H)mm
質  量 本体 約8.1Kg
補足情報 【拡張スロット PCIスロット[空き]】:2スロット(ハーフ(Low Profile)×2)[2]、LAN(ギガビットイーサネット)またはFAXモデム選択時は1スロット占有済)、【主な添付品】:電子マニュアル(一部印刷マニュアル)、電源ケーブル、保証書、アース線、アプリケーションCD-ROM

3 PC-MA21XのCPU交換

 CPU交換結果は下記の通りです。CPUを4や5にすると自動的にFSBが400MHzから533MHzになります。
CPU品種/CLOCK/CACHE/FSB sSpec 特記事項
1 Celeron/2.10GHz/128KB/400MHz SL6VS 本来のCPU
2 Celeron/1.70GHz/128KB/400MHz SL68C 性能ダウンです。
3 Celeron/2.50GHz/128KB/400MHz SL6ZY  
4 Pentium4/2.26GHz/512KB/533MHz SL6D6  
5 Pentium4/2.80GHz/512KB/533MHz SL6PF 現在はこれで運用しています。
CPUをSL6PFとしたときの状況を下記に示します。



4 終わりに
 修理らしい修理もせず、取りあえず、問題なく動作しています。MEMORYもフル実装しました。しばらくは検証用として使用してみます。
 

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