NAS_Link Station LS-WSシリーズ |
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2012. 3. 4 |
Ver. 1. 1 |
画像等追加、分解方法変更 |
2012. 1. 8 |
Ver. 1. 0 |
公開初版 |
1 はじめに
LS-WS1.0TGL/R1が中古で販売されていました。Giga対応のNASですし、何よりコンパクトなので、早速購入しました。
2 LS-WS_GLシリーズの概要
LS-WS_GLシリーズは、家庭用に位置づけられているBuffalo製のGiga対応NASです。“Link
Station”シリーズとして、2.5インチHDDの500GB、1TB、SSDの240GBのラインナップがありました。
(1)ラインナップ
ア HDDモデル
カラー |
型番 |
価格 |
JANコード |
備考 |
ブラック |
LS-WS1.0TGL/R1 |
85,000(2008. 3. 5) |
4981254540947 |
1TB (500GB×2), 販売終了 |
74,000(2008. 3.27) |
53,0002008.11.19) |
42,300(2009. 1.27) |
LS-WS500GL/R1 |
37,000(2008. 6.11) |
4981254540954 |
500GB (250GB×2), 販売終了 |
31,700(2008.11.19) |
26,400(2009. 1.27) |
ホワイト |
LS-WS1.0TGL/R1WH |
53,000(2008.11.19) |
4981254541739 |
1TB (500GB×2), 販売終了 |
42,300(2009. 1.27) |
LS-WS500GL/R1WH |
31,700(2008.11.19) |
4981254541722 |
500GB (250GB×2), 販売終了 |
26,400(2009. 1.27) |
イ SSDモデル
カラー |
型番 |
価格 |
JANコード |
備考 |
ブラック |
LS-WSS240GL/R1 |
106,000(2008.12.10) |
4981254541746 |
240GB (120GB×2), 販売終了 |
(2)仕様
●インターフェース(LANポート) |
|
インターフェース |
1000BASE-T/100BASE-TX/10BASE-T |
伝送速度(規格値) |
1000Mbps/100Mbps/10Mbps |
伝送路符号化方式 |
8B1Q4,PAM5(1000BASE-T)、4B5B,MLT-3(100BASE-TX)、マンチェスタコーディング(10BASE-T) |
ポート数 |
1ポート(AUTO-MDIX対応) |
コネクタ形状 |
RJ-45型 8極 |
対応プロトコル |
TCP/IP、Apple Talk |
●インターフェース(USBポート) |
|
インターフェース |
USB2.0 / 1.1 |
コネクタ |
USB Aコネクタ×1ポート |
データ転送速度(規格値) |
USB2.0:最大480Mbps
USB1.1:最大12Mbps |
●その他 |
|
ディスク媒体 |
LS-WS1.0TGL/R1:500GB×2台
LS-WS500GL/R1:250GB×2台
LS-WSS240GL/R1:120GB×2台 |
電源 |
AC100V 50/60Hz |
消費電力 |
平均:約10W、最大:13W |
エネルギー消費効率 |
LS-WS1.0TGL/R1:i区分 0.0100
LS-WS500GL/R1:i区分 0.0200 |
外形寸法 |
W40×H82×D135mm(突起部を除く) |
重量 |
約0.5kg |
動作環境 |
温度5〜35℃、湿度10〜80%(結露なきこと) |
3 外形
|
←
縦置きしたときの上面です。FUNCTIONスイッチが手前上部にあります。
放熱用の穴から内部のプリント基板が見えます。 |
リアパネルです。上からUSBコネクタ、電源スイッチ、電源コネクタ、RJ45コネクタです。RJ45コネクタの左は電源コネクタが抜けないよう電源ケーブルを引っかけるための窪みです。
↓ |
フロントパネルです。
中心の化粧板は両面テープで取り付けられています。
∠左斜め下 |
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|
↑
側面パネルです。横置きするときは、この面が底になります。四角いゴム脚が4つあります。 |
|
←
底面です。縦置きすると放熱口がふさがれるため、本体の下に角棒を2本置いて少し嵩上げすると対流が生じて良いと思います。 |
4 分解
早速分解です。
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内 容 |
コメント |
1 |
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フロントパネルの化粧板を剥がします。粘着剤で貼られています。
穴から中の基板上にチップLEDが見えます。 |
2 |
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上下のキャビネットを分解します。まず、背面中央のキャビネット部にステンレス製定規が丁度入る隙間があります。ここにステンレス製定規を10mm程度入れます。 |
3 |
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そして、背面パネル部を外部に持ち上げるようにします。するとプラスチックの爪が外れます。元に戻らないよう、隙間にプラスチック片などを挟み、周囲の爪を順に外していきます。
正面中央からプラスチック板等を突っ込むと、プリント基板を破損します。 |
4 |
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キャビネットが外れます。 |
5 |
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キャビネットの片方が外せました。 |
6 |
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次に内部のHDD2台と基板一式をまとめて、フロントパネル側を持ち上げ、回転させるようにして外します。このとき大事なのは内部全体をしっかり持ち、HDDとアルミニウムの板を絶対に分離させないことです。後述するようにアルミニウムの板はHDDの取付穴にダボではまりこんでいるだけです。もし、外れてしまうと、HDDのコネクタを折損します。 |
7 |
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ケースと内部が分離できました。 |
8 |
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上下のアルミニウム板を外します。このとき、HDD2台と間のプリント基板はサンドイッチ構造のまま支えます。もし、相互の位置関係が大きくずれると、HDDのコネクタを折損します。
HDDは線対称ではなく、少しずらして取り付けられています。 |
9 |
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アルミ板とHDD+プリント基板が分離できた状態です。
HDD+プリント基板はサンドイッチ構造のまま、注意深く取り扱います。HDDだけ持つとSATA端子のところで折れます。
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10 |
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HDDを横にスライドさせて慎重にコネクタから外します。 |
11 |
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もう1台も同様にしてHDDと基板を分離します。 |
12 |
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分離できました。 |
13 |
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基板のCPU側です。左がフロントパネル側です。
CPUはMARVERICKの88F5182-A2、メモリはNANYAのNT5TU32M16BG-37B ×2個です。 |
14 |
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基板の反対側です。左がフロントパネル側です。 |
5 対応情報
公式対応機種 |
LAN端子を搭載した、DOS/V(OADG仕様)対応パソコン・Apple
Macシリーズ
実際には、PC-9821シリーズでもファイルサーバとしてなら使用できました。
※パソコンとはLAN接続になり、USB接続はできません。 |
対応OS |
[本体]
Windows 7※ (32bit/64bit) / Vista (32bit/64bit) / XP /
2000、Windows XP MCE 2005/2004、Windows Server 2008 R2/2008/2003 R2/2003
Mac OS
X 10.3.9〜
※Windows 7対応には、設定方法/制限事項を含む場合あり。
[添付ソフト]
|
Windows |
Mac OS |
7※1
(32bit/64bit) |
Vista
(32bit) |
Vista
(64bit) |
XP |
2000 |
XP MCE2005 |
XP MCE2004 |
Server 2008 R2/2008 |
Server 2003 R2/2003 |
X 10.3.9以降 |
リンクナビゲータ |
× |
○ |
× |
○ |
○ |
○ |
○ |
○ |
○ |
○ |
NASナビゲータ2 |
○ |
○ |
○ |
○ |
○ |
○ |
○ |
○ |
○ |
○ |
簡単バックアップ |
○ |
○ |
○ |
○ |
○ |
○ |
○ |
× |
× |
× |
ファイル共有セキュリティレベル変更ツール |
× |
○ |
○ |
× |
× |
× |
× |
○ |
○ |
× |
※○:対応、×:非対応
※1.Windows 7対応には、設定方法/制限事項を含む場合あり。 |
対応USB2.0用HDD |
BUFFALO社「NAS増設対応HDD製品一覧」を参照のこと
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