PC-9821とMO
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2021. 9.20 Ver. 1. 2 カウンタ再開
2010.11. 8 Ver. 1. 1 カウンタ廃止
2005. 3. 6 Ver. 1. 0 公開初版
1 はじめに
 PC-9821/9801では、MOを起動ドライブとして使用できるため、かつては多用されました。現在(2005. 3. 6)でもMOを使用している人は少なくありませんが、これからMOを使用開始しようとする人にとっては、情報が少なくなっているかもしれません。
 そこで、最低限注意すべき点について示すことにします。


2 640MB_MOにはフォーマッタが必要
 640MB以上の容量のMOを使用するには、PC-9821であってもPC/AT互換機であってもフォーマッタが必要です。これは、640MBメディアでは、セクター長が2,048Byte/セクタ だからです。PC/AT互換機用は、MOドライブメーカーから無償配布されていますが、PC-9821用は周辺機器メーカー等から有償配布となっています。これからもMOを使用し続けるなら、PC-9821用フォーマッタとPC-9821用BIOS付のSCSIボードを入手しておくことをお勧めいたします。
 さて、640MBメディアは、過去のフォーマット履歴によって挙動が変化します。640MBメディアのフォーマットに際しては次のようになります。

640MBメディアのフォーマット
メディアの状態 フォーマット方法 フォーマット結果
未フォーマット 専用フォーマッタで640MBとして物理フォーマット 640MB
未フォーマット Winsowsのドライブの右クリックで物理フォーマット 128/230MB
過去に640MBで
フォーマットしたもの
Winsowsのドライブの右クリックでクイックフォーマット 640MB

3 一枚のMOメディアに二つ以上の領域を確保した場合の注意点
 一枚のMOメディアに二つ以上の領域を確保した場合、注意すべき点があります。それは電源投入時からドライブにメディアを入れておかないと、二つ目以降の領域が認識されないことです。

4 DOS/Windowsで使用できないことがある。
 DOSやWindowsで使用する際、補助ドライバがないと動作しない場合があります。その例としては下記が挙げられます。使用するハードウェアのメーカーのHPで確認できればよいのですが、情報自体が少なくなってきています。早めに情報収集しておくことが重要です。
組合せの例 OS 記     事
DOS WIN95 WIN98 NT4.0
MOS351S (Olympus)
PCSC-FP(IO_DATA)
×     ×  
MOS351S (Olympus)
REX-CB30(RATOC)
×     ×  

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