外付けFDDインターフェースボードと
PCカードスロット増設アダプタ
の同時使用
アクセスカウンター

FDDインデックスに戻る]  [トップページに戻る

2015.12.31 Ver. 4. 1 カウンタ再開
2010.11. 8 Ver. 4. 0 カウンタ廃止
2003.12.16 Ver. 3. 0 実施不可能な例を追加
2003. 8.18 Ver. 2. 0 画像を追加
2003. 6.30 Ver. 1. 0 公開初版

 外付けFDDインターフェースボード「PC-9801-87(NEC)/LFA-19(Logitec)」とPCカードスロット増設アダプタ「PC-9821XA-E01」とは、カタログ上では排他使用となっています。これは、これらのボードがともにボード上にコネクタを有し、そこからケーブルを引き出すため、最上部のC-BUSスロットでしか使用できないとされているからです。しかし、ほとんどのPC-9821でこれらのボードを共存させることが可能です。なぜならば、PC-9801-87ボード上のケーブルは、C-BUSケージと電源ユニットの隙間から引き出すことができるからです。
 以下にその要領を示します。作業上の注意点は特にありません。注意するとすれば、相当時間が経ってから、これらのボード類を外す際に、内部接続ケーブル類の取り外しを忘れないようにするぐらいです。

 着手前の状態です。
 写真の機種はPC-9821Ra266/W30Rですが、デスクトップ、ミニタワーを問わず、この手順で進めれば、実施が可能です。
 電源ユニットを一時的に取り外し、フロントパネル側から見てCバスケージの右側側面が見えるようにします。
 外付けFDDインターフェースボード(LFA-19またはPC-9801-87)を上から2段目以下のCバスに挿します。この写真はLFA-19です。
 外付けFDDインターフェースボードとの接続ケーブル(写真では10色フラットケーブル)をC-BUSケージの横の隙間からボード側へ引き出し、外付けFDDインターフェースボード上の所定のコネクタに差し込みます。
 外付けFDDインターフェースボードとの接続ケーブルをフロントパネル側に曲げ、電源ユニットを所定位置に納め、ネジで固定します。
 外付けFDDインターフェースボードとの接続ケーブルの中間コネクタに、マザーボードから来たFDD用ケーブル(写真では灰色)を接続します。
 PC-9821XA-E01のインターフェースボードをCバススロットの最上段に挿し込みます。
 写真の左がPC-9821XA-E01のインターフェースボードです。
 PC-9821XA-E01のインターフェースボードを完全に奥まで差し込みます。
PC-9821XA-E01のインターフェースボードとPCカードスロット部とを専用の80pin反転ケーブルで接続します。
注意
PC-9821の一部の機種では、Cバスケージの穴の形状が上記までとは異なり、左記の画像のように、丸穴のパンチングメタル状になっているものがあります。このような機種では、専用の80pin反転ケーブルを通すことができません。ハンドニブラーで穴を大きくする必要があります。


この情報は、KAZZEZ様よりご指摘いただき、左記の画像3枚はエマティ様より頂戴いたしました。ご協力誠にありがとうございます。
PC-9821V13/S5R(G8VER、PCIスペースが内外ともに一つしかない) の例です。丸穴をCバス内側から見たところです。
丸穴側面を電源側から見たところです。

FDDインデックスに戻る]  [トップページに戻る