ストレートケーブルと反転ケーブル
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2015.12.31 Ver. 1. 4 カウンタ再開
2010.11. 8 Ver. 1. 1 カウンタ廃止
2003.10.20 Ver. 1. 0 公開初版
 
はじめに
 フラットケーブルは各種パソコンで使用されています。芯の数は、8,26,30,34,40,50,80等が多いようです。
 さて、全てのフラットケーブルが両端のコネクタを1対1で結んでいれば単純で判りやすいのですが、実際には変則的なものがあります。代表的なものとして、PC-9821シリーズのデスクトップ/ミニタワー等でFDDとマザーボードを接続している「反転ケーブル」が挙げられます。
 ここでは、自作で各種ケーブルを作成しようとする際の参考になるよう、反転ケーブルの接続状態を図示することにします。
ストレートケーブル
 ストレートケーブルは、その名の通り、ケーブルの両端に接続された二つのコネクタの同一PIN番号同士がケーブルで接続されているものを言います。34pinフラットケーブルでその例を示します。フラットケーブルの裏、表のどちらにコネクタの挿入面を取り付けるかに注意して見て下さい。
解説
1  典型的なストレートケーブルです。1pin及びケーブルの位置を赤で示しました。
 コネクタの同じpin番号同士が接続されています。
2  bPのケーブルの向きを変えただけで同じものです。
  フラットケーブル用コネクタの突起は両端のコネクタとも左側を向きます。
3  一方のコネクタをフラットケーブルの裏側に取り付ける場合です。
 フラットケーブル用コネクタの突起は両端のコネクタとも内側を向きます。
4  一方のコネクタをフラットケーブルの裏側に取り付ける場合です。フラットケーブル用コネクタの突起は両端のコネクタとも外側を向きます。
反転ケーブル
 反転ケーブルとは、その名の通り、ケーブルの一方に接続されたコネクタのpinが、他方のコネクタのpin番号の逆順で接続されているものを言います。34pinで説明すると、一方のコネクタの1pinが他方のコネクタの34pin、2pinが3pin、・・・・・34pinが1pinに、それぞれフラットケーブルで接続されているものをいいます。少しややこしくなりますが、フラットケーブルの裏、表のどちらにコネクタの挿入面を取り付けているかに注意して見て下さい。
解説
1  代表的な反転ケーブルの例です。左側のコネクタの1pinが右側のコネクタの34pinに接続されています。
 横から見るとコネクタのガイドキーは両方とも外側を向いています。
2  これも反転ケーブルの例です。左側のコネクタの1pinが右側のコネクタの34pinに接続されています。
 横から見るとコネクタのガイドキーは両方とも内側を向いています。
3  これも反転ケーブルの例です。左側のコネクタの1pinが右側のコネクタの34pinに接続されています。
 横から見ると、コネクタ差し込み面はフラットケーブルの裏と表に向いており、ガイドキーは両方とも右側を向いています。
4  これも反転ケーブルの例です。左側のコネクタの1pinが右側のコネクタの34pinに接続されています。
 横から見ると、コネクタ差し込み面はフラットケーブルの裏と表に向いており、ガイドキーは両方とも左側を向いています。

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