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1 はじめに ミリボルトメーターを自作しようとして、アッテネータ用スイッチや高精度分圧抵抗器の入手に困り、部品取り目的でLEADER電子製真空管電圧計LV-76Aの主要パーツを入手しました。 さて、入手したレンジ切換スイッチには、公表回路図に無い部品が実装されています。以下、その状況を示します。 2 仕様 まず、LV-76系の概略仕様を示します。多分下記で間違いないと思います。
3 レンジ切換スイッチ
4 回路図 LV-76A/LV-76Bの回路図を示します。実機の配線を元に作成しました。ほぼ間違ってはいないと思います。 インターネット上で公開されているLV-76A/LV-76Bの回路図には、TC1のトリマコンデンサが記載されていません。これは交流電圧測定時の周波数特性補償用です。おそらくは最大容量10pFでしょう。実測では4.5pF程度に設定されていました。 5 おわりに ミリバルを自作しようとするなら、個別に電子部品を買い整えるよりも、中古品を購入して筐体、メーター、アッテネータを再利用したほうが圧倒的に安価で、コンパクトに仕上がります。 [エレクトロニクス関係インデックスに戻る] [トップページに戻る] |